1.社内公募制度の特徴
社内公募制度は、一般的に下記の仕事で使われるのが一般的です。
- 新商品やサービスの開発⇒消費者ニーズを生み出し、新規マーケットを開拓する仕事
- 新規プロジェクトの立ち上げ⇒研究開発や短期プロジェクトを担当する仕事
- 新しい拠点開発⇒販売を拡大するための拠点を開発する仕事
これらの運営に携わる担当者を社内から広く募集し、応募者の中から能力、経験、意欲等を評価し、決定、任命する制度といえます。
2.制度運用のポイント
公募の際は、特に条件を設けず、全社員が応募できるようにした方が、隠れた優秀な人材を発掘することもあり得ます。
一方、勤続年数、年齢、業務経験等、一定の条件を設けて、はじめから対象者を絞るやり方もあります。
この場合、募集段階からその仕事に適切かつ、強い意欲を持った社員を見つけることもあります。なお、上司の立場からは、部下が社内公募に応募し、抜けてしまうことによって戦力ダウンも考えられます。 しかし、応募の引き留めを避ける行為は禁止するのが一般的です。