彼らが本当の意味で「働き、お金を稼ぎ、会社に貢献できる」までには、ある程度時間が必要です。短期・中期・長期をにらみながら育成する必要があるでしょう。
育成には仕事そのものと仕事に取り組むスタンスと2つの側面があります。
1.仕事そのもの
仕事とは即ち、業務知識・遂行能力そのものです。新人が様々な知識を吸収し、大いに能力を発揮できるように、上司・先輩は指導をする必要があります。
2.仕事に取り組むスタンス
例えば、素直でない、自分のやり方に固執する、といったスタンスは吸収力を低下させ、さらには対人関係上も好ましくない結果を招く可能性があります。新人の長所や特徴を生かしつつ、非効果的に作用する・しているスタンスは、矯正していくことも必要でしょう。
以上、2つをバランスよく教えていくことが望まれます。こんな公式があります。
パフォーマンス = 能力 × 意欲 × 考え方
新人育成に当てはめて考えると、新人のパフォーマンスを高めるには、3つの要素があるということになります。
①まず能力
これは日々の努力が大切です。本人は勿論のこと先輩や上司は、その新人の保有能力や発揮能力を、どうやったら高められるかを考える必要があります。
②そして意欲
新人で意欲のない人はいないでしょう。大小の差こそあれ、夢や希望、やる気は人一倍持っているはずです。問題は意欲が低下したときどうするか、コントロール方法を身につけさせることです。
③最後に考え方
能力が高く、意欲もある人が、期待される結果を出せないことがあります。考え方、つまり取り組み方に問題があるケースが往々にしてあります。これは教えにくい要素と言えますが、仕事を通じて教えていかなければならないことと言えます。上司として、または社会の先輩として教えていかなければならないことは多いはずです。 「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、これを教えることのできるのは新人のうちだけです。