上記のように、人事評価制度がうまく機能するかについては、会社が期待する人材像をどのように設定するかが非常に重要なポイントとなることは言うまでもありません。
人事制度上の等級基準も当然その要素になりますし、中小企業においては、経営者が理想とする人材像も重要な要素となり得るでしょう。
これらの要素を複合的に検討、ディスカッションを行ったうえで最終的な理想的人材像をまとめ上げていくことになりますが、その際、以下のようなワークシートを利用して、経営者ヒアリングを実施したり、プロジェクトチーム内で議論を進めると、スムーズにまとまります。
経営者ヒアリング項目の例
- 全社員に徹底したい価値観を教えてください。
- 全社員に守って欲しい行動規範を教えてください。
- 管理職に求めるのはどのようなことでしょうか。
- 指導職に求めるのはどのようなことでしょうか。
- 一般職に求めるのはどのようなことでしょうか。
期待する人材像(○○職)