Q.総額人件費の分析はどのように行ったらよいでしょうか

総額人件費の分析はどのように行ったらよいでしょうか

どの企業にとっても、人件費が経営に与える影響は大きいため、人事制度改定の前には必ず、総額人件費分析を行なうことが肝要です。

総額人件費分析では、労働分配率、一人当たりの生産性など複数の視点で分析を行い、今後自社の人件費や人員数の目標をどのように設定したら良いか検討します。
総額人件費分析を行うにあたり、同業同規模企業平均と比較すると、自社が適正値であるのかどうかの見極めを行うことができます。

総額人件費分析におけるフォーマット例
A社〇〇業平均
社員数合計(人)165126
付加価値率52.5%58.2%
労働生産性(1人当たり限界利益)6,3646,370
労働分配率66.7%58.3%
1人当たり売上高12,12110,954
1人当たり人件費4,2423,714
1人当たり営業利益303476
1人当たり経常利益318566