1.社員が醸し出す雰囲気で自社の社風が垣間見える
社風とは、各企業がもつ独自の雰囲気や文化、価値観などを指します。それは、外部から持たれる印象であったり、知らず知らずのうちに内部に浸透している雰囲気であったりします。
この社風は、社員自身が醸し出している雰囲気ともいえます。高いモチベーションを持って仕事に取り組んでいる社員が多い企業では社内の雰囲気は明るく、会議などの場において意見や提案が活発に出ています。
自社の社風をより良くしたいと考えるならば、自社が期待する人材像を描きそれを客観的に評価できるような人事評価制度が必要といえます。
2.モチベーションアップにつながる人事評価制度
人は、達成欲求、承認欲求が満たされると、満足度が高まります。
その意味において、人事評価制度は満足度の向上や、モチベーションの喚起、組織の活性化に向けて、前向きに取り組むべき制度であると言えます。マズローの欲求の5段階説で示されたように、より高度な欲求に応えるための仕掛けが人事評価制度です。
マズローの欲求5段階説