Q.社風の把握や分析はどのように行ったらよいでしょうか

社風の把握や分析はどのように行ったらよいでしょうか

「社風」とは、企業が培ってきた文化や価値観のことであり、社内に醸し出している空気感を表しています。目や耳から入った情報や音で、社風が垣間見える場面がいくつかあります。

以下のような場面がみられた場合は良い社風と言えるかもしれません。

良い社風を見極めるポイント
  • 社内の雰囲気が明るく、社員の活気のある声が聞かれる
  • 社内外へあいさつがしっかりできている
  • きびきびした態度で行動している
  • 「ほう・れん・そう」がしっかりできている
  • 新しいことにチャレンジできる
  • 個人だけでなくチーム力も重視している
  • 上司部下を問わず意見を出し合うことができている
  • けじめがしっかりしている など

あとは、実際に在籍している社員が、自社の社風をどのように感じているのかを直接ヒアリングしたり、アンケート方式で意見を聞き出す方法もあります。

また、本音を聞き出したい場合は、第三者(外部機関など)に委託する方法もあります。

上がってきた意見についての傾向を掴むことができたら、人事制度の改定の参考情報になる例もあり、自社が求める人材像と現実とのギャップがみられた場合、ギャップを埋めるために期待像を人事評価項目に盛り込むなどです。